方針の策定

ISO(QMS、EMSの統合)導入に関して、統合化の作業は終わっているが、基本方針を承認がもらえないので、方針の策定を支援してもらえないかという話がありました。とりあえずお話を伺って、「こんな手順で」という説明をしましたが、「他社での方針のサンプル出してもらえませんか」ということになり、諸々考えてご辞退することとなりました。他にもご提案しているコンサルさんもいるようですし、弊社のコンサルのスタンスとは異なることを求められていると感じたためです。弊社のスタンスは組織の自律的運用を支援するところにあります。従って、方針策定のお手伝いというのは、その組織が本来持っている方向性を引き出して言葉にするのをお手伝いするだけになります。我々が美辞麗句で飾られた方針を策定しても、組織の事業の目的と合致しなければ意味がないですし、そもそも方針を示すことができないリーダーシップのあり方には問題があると思いました。構築の考え方が違っている、事務局を含めた体制の在り方が違うというのが本音ですから、それを是正するだけのフィーを頂けないならやめようということです。

QMS運用のサポート

昨年、新規取得された組織から運用段階でのサポートを依頼され対応しました。実は、事務局担当者が退職し、新しく事務局として任命された方が引き継いだ内容が良く分からないということからの対応です。実際には歯、こういった内容というのは「困ったもの」ですが時々あります。特に、今回は前任者がすべてを抱え込んだ形で運用してしまい、ドキュメントの所在や、記録の取り扱いが分からないということです。記録に関しては、前任の方はすべてをISO関連として特別なフォルダーに保管して管理するという方式をとられていたので、原則、通常の業務でのアウトプットが管理できるようにし、唯一、レビューの状況と出荷(納品)時の判定という部分を確実にすることを明確にしました。

QMS構築での相談に関して

QMSを構築したいとの相談があり、お話を伺ってきました。弊社としては余計なドキュメントを作成せずに、従来から行われている業務に如何にISOが要求している事項を組み込んでいくかを中心に説明してきました。説明後の質問の中で、運用を代行するというコンサル会社さんがある旨お聞きしましたが、弊社では構築後の運用は原則取得企業さんで行ってもらうということをお勧めしています。それはISOの為に別途何かをするというよりは、日常的な業務の中で必要な記録を残していけば、敢えて我々が何かを代行するという必要はないはずで、そのように構築を進めるからです。ご担当の方は、「自社の業務については自分たちが一番わかっているので、代行するというのが良くわからない」と言われていましたが、それはその通りですねというしかありませんでした。

QMS審査立会い(製造業)

2015年版移行に伴って、支援させていた会社さんの審査に立ち会いました。サイトの巡回で、一人の審査員が工場内でトラックから荷下ろしをしていた
外部の業者さんが、トラックに輪留めをしていないことを見咎めて、その場で注意となりました。
審査の最後での審査員の気づき事項として報告されましたが、規格としては「8.1 運用の計画及び管理」とされていたので、「8.4外部から提供されるプロセス、
製品及びサービスの管理」の方が適切なのでは、と試しに言ってみまして(本来は審査にコメントしてはいけないので控えめに)が、審査チームとしての結論は
「構内のことなので、事故がおこれば自社の責任だから、外注に投げてすましてはいけない」とされました。

QMS・ISMS審査立ち合い(法令関係)

IT系の会社の場合、QMSとして法令を考えるよりもセキュリティ(ISMS)として法令を洗い出したほうが分かりやすいです。
なので、ISMS関連法令一覧を作られて、リスクを管理されていたのですが、一次審査での審査員のコメントが「ISMSでは関連する法令を管理されていましたが、QMSはありませんでした」というコメント。少々、笑えるコメントです。

QMS審査立ち合い(プロセスアプローチに関するコメント)

7月末の一次審査の際に、8章の中の該当するプロセスが見当たらないという審査のコメントがありました。
「今回提示のプロセスの流れは従来からの御社のプロセスで書かれているので、新しい版の内容で見直しがされていない」といった内容。
どうも、以前の版(2008年版)で行われていたようなISOの項番と対応がとれた品質マニュアルを要求するかのようなコメントで正直驚きました。

ISO9001:2015版への対応をしています

2015年9月15日に発行された改訂版への対応はDIS版から行っています。
既に、2社ほど実際のコンサルティングを行っています。